大学入試が終わった中国、旅行業界や教育業界で卒業予定者のニーズ争奪戦

大学入試が終わった中国、旅行業界や教育業界で卒業予定者のニーズ争奪戦

中国の統一大学入学試験「高考」が終わったことを受け、さまざまな業界で卒業予定の学生をターゲットとした売り込みが巻き起こっている。

16日付の中国新聞網が例として挙げているのが旅行業界と予備校、自動車教習所だ。これまでの緊張をほぐそうと海外旅行を検討する学生は多く、ある旅行会社の関係者は「毎年夏休みシーズンになると、海外旅行を申し込む学生の数が10-20%ほど増える」とコメント。目的地として人気が高いのは日本、韓国、東南アジアなどで、同社は日本、シンガポール、マレーシア方面の商品に力を入れている。別の旅行会社からも同様の指摘が上がり、この会社は日本アニメや韓流の熱狂的ファンを対象とした商品を投入したという。

また、数多くの予備校が来年の高考を目指す学生の争奪戦を繰り広げており、早めの申し込みで学費を安くするといった特典などを用意。ある学校では1年間の学費を宿泊費込でおよそ7万元(約112万円)としているが、最高30万元(約480万円)の個人指導コースを設けてさまざまなニーズを取り込む方針だ。学生の奪い合いは各地の自動車教習所でも見られ、高考の受験票提示や友人同士の申し込みで学費を値下げするというキャンペーンを行っている。(by Yamaguchi)

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