独ブランドのファッション、コスパで中国市場に浸透

独ブランドのファッション、コスパで中国市場に浸透

中国でよく知られるドイツブランドと言えば自動車やスポーツ用品、刃物ブランドの名が挙がりそうだが、最近は衣料品に目を向ける消費者も増えているようだ。

ドイツ貿易・投資振興機関は「品質を重視する中国の中産階級はドイツブランドの衣料品を評価している」と指摘する文章を発表し、その理由としてコストパフォーマンスに言及。フランスやイタリアの高級ブランドに比べると価格が手ごろな上、使われているのは上質な素材、仕上がりも丁寧だとしており、「彼らはコピー商品に関心はなく、デザイン性に優れて品質の高い正規品を購入したいと考えている」と分析している。

スポーツ用品メーカー独アディダスにとって、中国はすでに2番目に大きい市場だ。革製品を扱う業者からは「中国はこの20年間で材料の調達先から販売先へと変わった」との声が上がり、靴下メーカーの関係者は「ドイツの消費者が購入する靴下の数は年平均3足。中国は7足だ」と中国の消費者の購買力の強さに期待を示す。

ある統計によると、2015年1-10月のドイツに対する中国からのニット製品注文は前年同期比30%増。力強い伸びを示す反面、知名度の低さが問題視されており、今後の対策としてSNSの活用を提案する声が上がっている。(by Yamaguchi)

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