民間航空機の位置を衛星で追跡、マレーシア航空機の失踪きっかけに

民間航空機の位置を衛星で追跡、マレーシア航空機の失踪きっかけに

国連の国際電気通信連合(ITU)が開いた世界無線通信会議(WRC)は11日、衛星を使った民間航空機の追跡システムを構築することで合意した。2014年3月に発生したマレーシア航空MH370便の失踪を念頭に置いたもので、同様の事態を防ぐために今後は世界中の民間航空機に15分ごとの位置情報の報告を求める。

現行の追跡システムは地上のレーダーに頼っているため、全空域の70%が「空白」の状態だ。新システムは通信用に専用の周波数を割り当てる計画で、ITU無線通信局(BR)の責任者は「世界の全ての場所でリアルタイムの追跡が可能になる」と説明する。

MH370便は、昨年3月にマレーシアのクアラルンプールから中国北京に向かう途中で消息を絶ち、乗客乗員239人がいまだ行方不明となっている。(by Yamaguchi)

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