eコマースがアジア経済の成長エンジンに、中国市場は米国の3倍以上に拡大

eコマースがアジア経済の成長エンジンに、中国市場は米国の3倍以上に拡大

中国経済の減速が世界に及ぼす影響が不安視される中、急成長を遂げる電子商取引(eコマース)市場がアジア経済の新たな成長エンジンになると期待されている。

調査会社eMarketerのデータによると、2015年の世界の小売市場は22兆5000億ドル(約2546兆円)規模。前年から5.6%の拡大を遂げたものの、成長ペースは2014年の6.1%から鈍化した。これとは対照的に電子商取引は25.1%もの拡大を実現、市場規模は1兆7000億ドル(約192兆円)に達した。

電子商取引が小売り全体に占める比率は7.4%。「2019年までに同市場は3兆6000億ドル(約407兆円)に拡大し、小売り全体の12.8%を占める」というのがeMarketerの予測だ。中でも中国ではネットショッピングが人々の生活に急速に浸透、市民の消費能力も向上していることから、中国経済における電子商取引の存在感はさらに増すとみられている。eMarketer によると、2019年の中国の電子商取引は米国の3.5倍、1兆9700億ドル(約223兆円)に達する見通し。(by Yamaguchi)

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