年8000台の携帯電話を廃棄する中国、深刻な環境汚染の原因に

年8000台の携帯電話を廃棄する中国、深刻な環境汚染の原因に

年間約8000万台もの携帯電話が廃棄される中国で、リサイクル率の低さや未熟な処理システムが環境に甚大な被害を与えると問題視されている。

国連環境計画(UNEP)が2012年に発表した報告書によると、世界中で1年間に廃棄される携帯電話の数は約4億台に上る。一方、中国では買い替えサイクルが8-12カ月に1回、年間約8000台が処分されているとのデータがあり、世界平均を下回るリサイクル率の引き上げやいかに環境に影響を与えずに処理するかが大きな課題だ。

これについて、環境問題の専門家は「部品に含まれる鉛、カドミウム、水銀といった有害物質が流出すれば土壌や地下水の汚染を引き起こす」と語り、携帯電話の電池は一般的な電池の100倍の汚染強度を持つと指摘。その威力は水6万リットルを汚染するほどだという。小規模な処理業者は硝酸や硫酸などの薬剤や高熱処理によって携帯電話に含まれる貴金属を取り出すが、いずれも大量の重金属漏れを引き起こし、巨大な環境汚染を引き起こしている。(by Asada)

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