米国・ドイツに次ぐ勢い、中国企業が海外に次々とR&Dセンター

米国・ドイツに次ぐ勢い、中国企業が海外に次々とR&Dセンター

英紙フィナンシャル・タイムズ傘下の研究機関のデータによると、中国企業が2016年に完成を発表した国外研究開発(R&D)センターの数はすでに9カ所に上った。

新華網が同紙の報道として6日付で報じたもので、推定される投資額は計2億2400万ドル(約227億円)。中国企業はここ数年、驚異的な速さで世界各地に実験施設やR&Dセンターを開設しており、16年のR&D分野における対外投資は年度末を待たずに過去最高を記録した。背景には中国当局による規制緩和や地方企業に対する海外進出奨励があると見られ、中国の動きは米国、ドイツに次ぐ目覚ましさと指摘されている。

中国で最も積極的に対外投資を行っているスマートフォンの華為技術(ファーウェイ)は今年5月、「中東と北アフリカ業務のニーズに対応するため」としてドバイ(アラブ首長国連邦)でのR&Dセンター開設を発表したが、その1カ月後にはフランスにも同様のセンターを設けた。ただ、国外でのR&Dセンター開設に最も積極的なのは製薬、バイオテクノロジー企業で、15年1月以降に設立が発表された16カ所のうち、7カ所をこれらが占めた。(by Yamaguchi)

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