訪日中国人の「爆買い」はもう終わり、次は「体験型」が中国人押し寄せのキーワードに

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訪日中国人客の関心は、従来の「爆買い」から「体験型旅行」にシフトする見通しだ。写真は桜。
配信日時:2016年3月8日(火) 12時20分
訪日中国人客を中心とする「爆買い」は2015年に日本の「新語・流行語大賞」の年間大賞に輝くほどのインパクトを与えたが、今年は「爆買い」の勢いが弱まるとの予測が出ている。これに取って代わると注目を集めているのがリゾート型、体験型旅行だ。

2015年に日本を訪れた中国人観光客の数は約500万人に達し、前年の倍以上に増えた。今年もこの勢いは続くとみられているが、一部の商業施設からは「昨年の春節(旧正月)時期に比べ、今年は中国人客の消費額が15-25%下がった」との指摘が出ている。中国人の人気を集めた商品は以前の高級品や家電製品からカミソリ、食品、目薬といった日用品にシフトした。

中国のオンライン旅行大手・携程(Ctrip)は「中国人観光客の日本旅行は『観光ショッピング型』から『リゾート、体験型』に変化しつつある」とみており、春節シーズンは北海道で雪景色を見ながらの温泉体験、東京の医療機関での健康診断やエステへのニーズもあったと説明。さらに、若者の間では博物館見学や自然豊かな地方観光も人気だと言い、最近は地方の花見プランを取り入れたツアーが注目を集めていると指摘する。

ある中国人女性は「日本に行けば化粧品を買うだろうが、それが主な目的ではない。旅行を通して若いうちにいろいろ体験してみたい」とコメント。最近はインターネットを使って日本旅行を手配する人が増えており、ネット上には「温泉1日ツアー」「グルメプラン」「レジャーランドプラン」といった数多くの商品が用意されている。(by Yamaguchi)

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