中国の一人っ子政策廃止、女性からは憂慮の声、地位低下を心配する意見も

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中国当局が一人っ子政策の完全廃止を発表したが、女性からは憂慮の声が上がっている。写真は就職活動中の中国の女子学生。
配信日時:2015年11月13日(金) 23時37分
日本でも大きく報じられた中国の一人っ子政策廃止だが、36年間続いた出産制限の緩和をめぐっては多くの女性から憂慮の声が上がっている。

中国は10月29日、一人っ子政策の完全廃止を発表した。かつて「夫婦どちらかが一人っ子の場合、第2子を産むことを認める」とする緩和策が打ち出された際にはネットユーザーの間から「この政策に最も喜んでいるのは一人っ子の妻を持つ夫とその両親だ。妻(嫁)に2人目を迫る正当な理由ができた」といったコメントが出ており、周囲からのプレッシャーで出産に踏み切った女性は少なくないもようだ。

さらに今回は「子どもが1人いる女性が就職しようと思っても、会社側は2人目の妊娠を心配する。2人目を生んだ女性に対しては子どもに手が掛かると考えるだろう。となれば、やはり男性を採用するのではないか」など就職上の差別を指摘する声や、女性の社会進出が困難になることを懸念する意見があり、「南都娯楽週刊」の謝暁編集長は「これが長く続けば、女性の家庭や社会における地位が少なくとも10年分は後退する」との見方を示している。(by Asada)

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