「中国人観光客が減った」と米観光業者、連休中の航空料金が原因との見方も

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米カリフォルニア州の観光業者から、「今年の国慶節シーズンの中国人客は例年より少なかった」との声が上がっている。写真はロサンゼルス。
配信日時:2017年10月11日(水) 9時32分
600万人を超える中国人観光客が海外を訪れると期待された今年の国慶節(建国記念日)連休だが、米カリフォルニア州の観光業者からは「中国人客の数は例年より少なかった」との声が上がっている。

中国新聞網が米華字紙・世界日報の報道として10日伝えたところによると、以前はロサンゼルス一帯のデパートやテーマパークで多くの中国人観光客の姿が見掛けられたが、今年はこの人影が減った。米中間を行き来する航空機でも中国人団体客の利用が減ったことが指摘されており、ある旅行会社の関係者は連休中の航空料金の高さやビザ取得が困難になったこと、米国の治安に対する旅行者の不安を原因として挙げる。また、「ピーク時を避けたいという考えが(国慶節シーズンの)団体客減少につながった」と話すバス会社の関係者は「連休中、個人客は比較的多かったが中国人観光客が増えたという実感はない。ただ、連休が終われば団体客も増え始める」「庶民の海外旅行にとって航空料金は大きな問題」などとコメントしている。

このほか、別の業界関係者は「中国人観光客の買い物に以前ほどの勢いはない」と指摘し、「最近の中国人旅行者は理性的で、その上欲しい物は中国国内でも買える。わざわざ米国に来て買う必要はなく、米国の商品に対する憧れも以前に比べ弱まった」と説明。高級ブランドショップの店員も「中国人観光客を呼び込むために銀聯カードでの支払いを導入したり中国語のできる販売員を採用したりしているが、たくさん買い物をする中国人客は少数。多くの客は商品を眺めて欧州での値段と比較する程度」と話したという。(by Yamaguchi)

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