韓国ソウル市、中国からの個人客誘致を強化=高い購買力に期待

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韓国ソウル市は、個人旅行で同市を訪れる中国人観光客の誘致を強化する方針だ。写真はソウル。
配信日時:2017年2月7日(火) 11時50分
韓国ソウル市は、個人旅行で同市を訪れる中国人観光客の誘致を強化する方針だ。

澎湃新聞が韓国・聯合ニュースの報道として6日付で報じたもので、背景には個人客の購買力の高さがある。同市が1月に中国人団体客、個人客、ガイドなどを対象に調査を行ったところ、個人客がソウルを訪れる主な目的はショッピング、グルメなどで、「ネット検索により自身で旅行情報を収集。スマートフォンの地図機能や辞書機能を利用してソウルを観光し、韓国で最も流行りのファッションを購入する」という姿が見えてきた。1人当たりの平均支出は数百万ウォン(100万ウォンは約9万9000円)。遼寧省瀋陽市から来た観光客2人は「到着後、美顔器や化粧品、赤ちゃん用の衣類など約200万ウォンを使った。まだまだ買いたい物はある」とコメントしたという。

このほか、ソウル旅行で最も印象深かったことについては多くの個人客が「街中で見かけた韓国人」と答え、親切に道を教えてくれた通行人や食事の際に子どもの世話をしてくれたレストランの従業員、歩行者に道を譲ったタクシードライバーなどを指摘。また、印象が悪かった例として接客態度の悪い化粧品販売員や強引に買わせようとする小売店などが挙がった。

ソウル市はこれらの調査結果を踏まえた誘致活動を実施する方針で、ソウル旅行に関するスマートフォンアプリの改善や外国人観光客向け観光パスの充実化などを予定している。

韓国法務部が先月30日に発表したデータによると、2016年に韓国を訪れた中国人観光客の数は初めて延べ800万人を超えたが、下半期は伸び率が低迷。韓国メディアは中国が反発する高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題との関連に言及している。(by Yamaguchi)

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